さそり庵



さかなくんってのがよくわからないけど

11歳、いじめられていました 中編
11歳、いじめられていました 下編



【私信】
宣伝ありがとうございまーすっ!! 御武運祈ってますよー!






結果的に、ちょっとヒロイックなお話になっちゃったかな。
まあ正直、今回のメイン・テーマは敬介との対話だったわけで、結果的にこういうヤツになったのであれば、それが答えだったのでしょうが……。

初稿の時点では、救いは全くありませんでした。
早苗が敬介が受けているイジメに気づいたり、それに対するフォローが出来ていなくて自分を責めたりという描写も即興なら、最終盤で泣きじゃくる早苗を敬介が元気づけるシーンも、紙クリ打ち込みの時点になってとっさに投げ込んだものです。
当初はもう、ただただ敬介が真にも早苗にも理解されないまま、押しつぶされて消えていくだけのお話でした。
実際のところ、いじめというものを克明に描写するのが本動画の目的であれば、そのままにしていたと思います。
しかし先にも述べたように、今回の主題はあくまで『真の幼なじみである敬介の人物像を私なりに描くこと』でした。
だから当初の目標は、これで果たされたのだと私は考えます(まだ後日談があるけれど)。

敬介の描写について話しますと、当該真コミュの内容と矛盾しないことを最優先に考えました。
どうも敬介くん、真の中では「照れくさくなって関係が終わってしまった」、選択肢によっては「自分がアイドルとして今をときめいているのでビビって逃げた(ように見えた)」と、どうもあまりよろしくない印象の相手として認識されているようなのです。
同時に「関係が終わったときに、大切なものを落としてしまったのかもしれない」とも言っているので、真の中でかなりのウェイトを占めていることは間違いないのですが。

――なお、このコミュには「あのとき初めて自分が女の子なんだと意識した」との発言もあり、これは捉え方によっては本動画ないし私の真過去観を根底から破壊しかねないものなのですが(いじめられた理由が容姿ではなかった、とか)、これは男女間の恋愛感情についてのコメントという解釈で、苦しく回避しております。

閑話休題。
そんなわけで、真には、敬介に対してあまりポジティブな感情を残してあげられなかった。
登校拒否以後、遅くとも中学入学以降の真の一番の友だちは早苗でなければならず、同時に敬介とは「終わって」しまわなくてはならなかった。
一番手っ取り早いのは、敬介を『その程度の男』にすることではありました。当人は別にいじめられてもおらず、真とも何となく一緒にいるだけで、中学のときの些細なきっかけで疎遠になった。ああ、どこにでもいるフラフラしたボーイだなぁで済ませりゃ早かったし、そもそもこのお話を描こうとも思いませんでした。
しかしながら、いじめられっ子の友だち(特に異性)はいじめられっ子の法則、中学まで友だちであり続けた経歴、そして真の登校拒否の過去と様々な要素が積み重なり、私の中の敬介は優しい少年になりました。
優しくて、小さいころからいつも一緒にいて、でも、16歳の真にとっては過去の存在。そうなると……その姿はこんな風に浮かび上がりました。
正直、かっこよすぎるとは思います。当時13歳。自分の苦労も気持ちも隠して、幼なじみの前から退場。うう、生意気だ(涙)。
真のことだから、「終わった」とは言っても小学校時代の感謝の気持ちは変わらず持ち続けているんだろうし。
ああここまで書いてようやくわかった。私は敬介を助けられていました。
物語のハードさやリアルさ、テーマ性は損なわれたものの、そんなもの、敬介のためなら小さな問題ではないかと――思うのですがね。未熟さの顕れでしょうか(苦笑)。

後日談。お話の流れによっては描かないことも考えていましたが、大丈夫そうなので形にしちゃおうと思います。
本編のテンションを引きずったまま観ると、確実にポカーンとしてしまうでしょう。そういうノリです。
よろしければ動画もう一本、おつきあいくださいませ。
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by sasop | 2010-07-19 18:54 | ときどき雑記
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