さそり庵



一人の表現者として

この動画は決して「ノベマス」ではない、と私は考えますが――ご紹介。

手記

簡単に言うと、動画が伸びずに引退してしまった名も無きノベマスPの手記です。
彼が歩む道、抱く想いはとても滑稽で、矛盾していて、女々しく、そして不甲斐ない。それは紛れもない事実であり、それ以上でもそれ以下でもない。
正直なところ、これを動画として投稿したことを私は肯定的に捉えられません。この動画が叫ぶメッセージは多くの人間からは反感しか得られないものであり、恐らくは唯一共感し得る、伸び悩むプロデューサー諸氏にとってもその『共感』は決して心地良いものではない、と考えるからです。
何故ならこれは、やってはいけないことだから。

乱暴極まる表現をすれば、この手記は「伸びないこと」を看板にしている。思っていても口に出してはいけないことを、嫌と言うほど吐露してしまっている。ニコニコ動画のNovelsM@sterという、言ってみれば「公の場」で、こうした負の感情を視聴者に生のままぶちまけるのは決してしてはならないことです。理由は明白、不快感しか生まないから。

自分の描きたいものを描いて、それを評価してもらいたい。皆から誉めてもらいたい。それは恐らくはノベマスのみならず、多くの表現者が共通して抱く想い――いえ、エゴでしょう。そのエゴが叶えられなかったからと、受け手に自らの無念を吐き出してしまうのは表現者として絶対にやってはならないことです。
もちろん、投稿者ご自身が作中の名も無きプロデューサーであるとは限りませんが、そうした部分にはスポットを当てるべきではなかった。少なくとも私は、当てるべきではないと考えます。

――話の腰を折るようで何ですが、私も時々、思いっきりこのブログで当てちゃってますね。ええ、わかってます。そこは自覚してます。

閑話休題、そんなタブーを犯してNovelsM@sterタグに投稿されたこの動画。前述のように、決して肯定的に評価することは出来ませんが、かつて――恐らくは今も、これからも、相通じる感慨を抱えてゆくであろう者として。
そしてまた、この動画に間違いなく心の琴線に触れられた者として、動画「手記」を紹介しようと思います。
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by sasop | 2009-06-26 00:07 | ときどき雑記
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