さそり庵



無粋を承知で一度だけ言う

「ゆとり」は動詞じゃねえwwww
「ゆとる」って響き好きですけどね。愛ゆえに。

なんでこんな出だしかと言うと、今日のニュースで「ゆとり教育、方針転換」ってやってたから。
小学校で理科と算数の時間が増え、学校の判断で英語の授業もある程度出来るようになるそうです。英語は二年後から必修になるとか。
で、この『方針転換』、私はどうも賛同出来ません。
理数系を増やすのは良し(すっげー気に食わないけどそれは私が嫌いだったからw)、でも、英語はいけません。教えること自体が駄目とはもちろん思いませんが、それをする時間は国語に当てるべきでしょう。古今東西、色んなお話に触れて、色んな言葉を知って、頭と心を育てるんです。外国語はそれからでも遅くないではないですか。いやさ、理科や算数よりも、優先順位は上回るかと。
『国家の品格』でもこうした主張が為されていたように思います。英語は確かに極めて重要。しかし、英語をもって異国の方に表現すべき「人格」「感性」といったものをまず養わなくては、豊かでない人間性が相手にクリアに伝わるだけの結果を呼びはしないでしょうか。
無論、学校の授業が将来の英語力に大きな影響を及ぼすとは思いませんが、だからこそ国語を。名作に触れて色々なことを考える機会を、子どもたちに与えほしい。小学校から「I`m a boy」とかやるくらいなら、吾輩は猫であるを読ませた方が遥かに得るものは多いと考えます。我が輩はミキである。名前はミキだよ。
大学で中国文学やってた身としては、漢詩とか詩経とかもお奨めです。漢文はいいですよ。外国語なのに直接日本語読み出来るという、先賢が生みだした大いなる矛盾。そして日本語読みした際の、響きの良さにはいちいち感動を禁じ得ない。
『駿馬老いても志は千里にあり、烈士は暮年にありても壮心やまず』(曹孟徳)
『天に在りては比翼の鳥となり、地に在りては連理の枝とならん』(白楽天)
『床前、月光を見る。疑うらくはこれ地上の霜かと』(李太白)
『王維ー!俺だーっ!結婚してくれーっ!!』(俺)

なんか収拾がつかなくなっちゃいましたが、教育界はもっと国語を大事にしようよ、という話でした。
ついでに言うと、国語の授業は「このときの主人公の気持ちとして最も適切なものを以下略」みたいなことではなく、ひとつでも多くの作品との出会いの場としての役割を持ってほしいなあ。
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by sasop | 2009-04-07 20:16 | ときどき雑記
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